
(6)かご室内鏡 車いす使用者が背後の出入口及びかご内の様子を確認できるように、かご室壁面上部に凸面鏡を設ける。 (7)かご室内車摺 車いすのフットレスト等が、かご室壁に当たってもキズが付き難いようにする為、床上約0.35mより下方に車摺を設ける。壁材をステンレス材等とした場合は壁材で代用できる。 (8)乗場ボタン かご操作盤と同様に、車いす使用者とのノーマライゼーションを考え、車いす使用者でも利用し易い位置に乗場ボタンを設けることにする。即ち、各階1面とし、操作ボタンの中心高さは車いす使用者の操作性確認結果を基に床上0.88m程度とする。 (9)乗場インターホン 乗場出入口の近傍に、インターホンボタン及び乗場フットスイッチを設ける。インターホンボタン又は乗場フットスイッチの作動により、駅務室に通報できる。駅舎の条件に応じて設置するか否かを選定する。 以上の概要を表3−3にまとめる。
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